腸の病気

腸閉塞とは、文字通り腸の通り道が閉塞してしまう病気です。以前は大腸を手術した方や子宮を切除した方など、腸の付近に関する手術を経験した方が二次的にかかる病だったのですが、最近ではダイエットや乱れた食生活による高度の便秘で若い方もかかることが増えてきました。 日本人の腸は欧米人より長く蛇行していることが特徴で、テレビなどで良く紹介しているねじれ腸といった状態になりやすくなっています。便秘によってねじれてしまった腸の部分は腸閉塞になりやすいだけでなく、便が通るたびに猛烈な痛みに襲われる原因にもなるため注意が必要です。普段から規則正しい生活を送って、多めの良質な水分を取り、食事内容と同じくらい便通に注意をはらうことが重要です。

腸閉塞の予防の基本は便秘予防に尽きます。便秘は人それぞれにタイプが違い、対応も個人別になります。 高齢者はおしっこに頻繁に通うのが億劫で水分を取らず、水分不足による便秘になりやすかったり、腹筋の力が落ちて力むことができずに便秘になりやすくなりますが、若い方の場合には圧倒的にダイエットによる食物不足が原因となります。便のかさを増やす食物繊維が足りないだけでなく、むくみを気にして水分までも控えがちになるため、食事自体を見直す必要があります。 腸閉塞の治療はごはんを取られない絶食が基本で、重症の場合にはチューブで吸引したり、手術になってしまうこともあります。苦しい病気にならないためには、普段から腸の健康も留意することが大切です。